まず結果を問い、そして未来を語れ。

夜があければ衆議院解散の日。
ここから先は政治政党の話はかなりデリケート。なので今日書きます。

与党の方々にはここ数十年大変可愛がっていただきました。(自分ではそう思ってます)
また野党の方々には良く話を聞いていただきました。(はずです)

でもねぇ、今回の解散総選挙は納得いってないんです。僕。
だって選挙の前に与党総裁、首相が変わるって、おかしくないですか?
新しい顔で、未来を作るからよろしく!って、
それは作戦的によくわかるのだけれど。。。

恥じない政治をしてきているのであれば堂々と菅さんで戦えばいいのに。。。
「これだけのことをやったんだよ、わかってくれよ〜」と、叫べば良いのに。

結果の評価をしてもらう前に、顔を変えた時点で僕的にはアウトです。敵前逃亡。
やましいことやマズいと思ってるからこうしちゃったんだよねぇ?

責任というのは周囲の声をまず受け止めて、周りからしていただくものでないと。
未来の話ももちろん大事なのですが、与党である以上、
ここまでの結果を国民から問われないといけないのではないでしょうか?

逆に野党の不甲斐なさよ。
揚げ足取りばっかりやってないで、現実的な明るい未来を語れよう。
えだぴょん、顔が厳しいよ。

どこもかしこも票田としての貧民扱いの大多数への
バラマキマニフェスト、美辞麗句ばっかりで嫌になる。

(あれ?そういえば議員定数削減するって10年前に
国会で約束したから自民党って与党に戻ったんじゃなかったっけ?)

(2021/10/14 奥山記)

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天皇陛下とのカレーライス

天皇陛下(令和の時の今上天皇)とカレーライスを食べたことがあります!

とは言っても30年以上前の話ですが。(笑)
人とのご縁の昔話を少し書くかと思った時に、一番に書かねばならぬのは、やはりこれかと。

こう見えても小学校からボーウスカウトに入っておりました。
(日曜日の午前の自由時間が無くなるのは子供の自分にとってとても憂鬱ではありました)
今となっては親に感謝しますが、谷底に放り出されたような自分的には厳しい世界でありました。社会?大人?集団行動?そんなことの基本はボーイスカウトでまず学んだのだと思います。

で、まぁ続けたので(続けさせられた?)それなりにいろいろできるようになってクラスアップしていきました。(数十個ある技能賞的なやつをクリアしたら袖に縫うんですが袖に縫いきれず肩掛けのデカイ襷みたいなのに最後のあたりはしてました。ロープ結びやらテント設営やら炊飯、無線や地図・コンパス、そんなのもクリアして持ってたなぁ。。。一応ハヤブサってクラスに最後なってましたです)

そんなこんなで、日本全国のボーイスカウトたちが集うジャンボリーというのがオリンピックみたいに4年に一度あるのですが、1988年?蔵王で1週間開かれたそのジャンボリー(大キャンプ大会)に参加しましたです。
三重県の隊付き班長として。(多分ガキの中では一番偉い?)

で、その三重県チームが炊事班とやっていた時に、ご訪問いただいたのが現在の天皇陛下、当時の浩宮徳仁(ヒロノミヤナルヒト)親王殿下でありました。
我が班が作ったのはキャンプのド定番のカレーライス。もちろん市販のレトルトカレー。(バー○ントカレーの中辛(笑))
大きな分銅型の鍋に五十人分くらいのカレーを作りましたです。

そしたらお付きの方々に引率され僕の班の炊事場に。丸太の椅子で拵えた椅子に座った殿下に、カレーライスをよそい、僕は隣席し、毒見も兼ねて僕から食べ始め、一緒に食べながら20分くらいほぼガチで雑談していただきました。(当時は陛下が二十代後半、僕が18歳?くらいです。お付きがおっちゃんたちばかりだったので10歳前後歳は離れてましたが同世代な感じでとても和やかにお話ししましたです。)

日本国内においては、身分の差?の究極ですし、僕からしてみれば遠くて近いそんな存在でした。三重県の田舎の作業服屋の息子の自分は、どういう人生を過ごすんだろう?どこまでのことが出来るのだろう、そんなことを思ったものです。

今となってはあれは夢だったのではないかというほど子供の頃の遠い思い出ですが、確かにそんなことが自分の人生の中にあったのです。

生きて再び、陛下の御前にゆけるのだろうか。
そのくらい恥じぬ人生を過ごさねばと思う次第です。

ボーイスカウトの話や天皇陛下の話など、機会があればまた。
(断っておくけど僕は右翼ではないからね。念のため。左翼でもないけど。)

(2021/10/13 奥山記)

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「分配」について。

新しい時の首相とは懇談会などの会食で二度ほど隣席でお話しさせていただいた経験がある。
個人的には好き。が、それはともかく、今日はその方が唱える新資本主義における「分配」の件。

まず「手に入れるもの」があって、それを権限者が「分配」する。
誰から手に入れるのか?誰に分配するのか?

まず分配される人々、介護・育児をやっている方を中心に、、、。これはわかる。
では誰から手に入れるのか?
ここが問題。
現在の議論では金融所得課税を強化する、とのことなのだが。。。

既に10年強前にキャピタルゲイン課税は20%になっており、
(それ以前は、バブル崩壊後、特例の期限付きだが期限付きで毎年延長、10%にとどめられていた。。。
証券業協会はこれを海外に揃え5%にしようと陳情を続けていた10年ちょっと前の時代があった。
力ずくで20%に戻され、その免罪符と雀の涙受け取ったのが現在のNISA制度の入り口である。)

お金の動きは良くすることはあっても、政治は触らない方が良い。
規制緩和ではなく規制強化であり、市場の力を削ぐことになる。
マーケットオリエンテッドで市場ありき、市場活性化ありきの中での歳入増を図らなければ、それはお役人の机上の空論になってしまう。(タバコ税あげたらタバコからの税金が増えるというのと同じ考え。辞める人が相当にいるので結果としてはニワトリタマゴ。だったら酒税をもっと強化すればいいのに。。。ロビーが強いんだろうな。。。。)

話を戻すと、資本市場のお金の動きを縛ってしまうと、血液が回らなくなり、途端に経済は動かなくなってしまう。

新しい出資も鈍るし、企業の資金調達も難しくなる。

眠り資金に課税をすることは賛成であるが、活動している資金の課税を強化するべきではない。

詰まるところまず選挙で勝つためのバラマキ発言としての所得倍増で、具体的方策と財源の目処が見えていない。
(でも続いちゃうんだろうな。耳障りいいし。)

分配というのは公平に行われるべきだよ。
(資産家ではなく)高所得者がバンバン税金取られてるのに、なおさら税金あげるなんて。
もっと不労所得手に入れてる資産家からしっかり税金とれよ。と思うのです。

「頑張って」お金を手に入れた人、からたくさん取り、「頑張ってない人」に分配するのはいかがなものかと思うのです。頑張っている人の給料がアンバランスなのであればそこは是正するべきだと思うのですが。
人材派遣会社や転職会社が国に癒着し、個人所得を半分もぎ取り、大手を振って歩いてることをまず是正するべきじゃあないのかな。。。これじゃあ戦前の口入屋の近代合法版じゃないか。

いずれにせよ、分配する為にはどこかから「もぎ取る」必要があり、そこは必ずハレーションを起こします。その話をヌキにして共感母数の多そうなところに気持ちいい話ばかりするのは
いかがなものか、と思う次第。メディアもそういうところ、しっかり明暗を報道して欲しいものです。

(2021/10/9 奥山記)

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教育の無償化?について

先進国では少子化がどこも著しい。
文明レベルが上がれば上がるほど、親としては当然なのだが、
子供の未来を案ずるがあまり教育費・遊行費等を一人あたりに大きく拠出する。
子供の数を多く作り子孫の増大させるよりも、
少数の子孫に集中した最大の愛とお金を落とそうとするのである。
(環境やシステムの問題というよりも、親が無責任ではなく、子供をより愛し、より子供への責任感があるからこそ、ではないかと勝手に思う。)

おかしなことでもなんでもない。親の心境としては当然。

親として、可愛い子供だけでも、溢れんばかりの愛を注いでやりたい。
これから来るだろう、そしていつかいなくなるだろう自分の後にも
健やかに生きていけるように。

さて、教育がすべて無料(国の負担)になったとして、
「無料の学校でいっか。」となるだろうか。
(少しでも頭が良くなるための)塾には通わせない?
サッカーやスイミング、バイオリン、ピアノ、、、習い事はさせない?
く○んや、し○じろうはしない?

結論から言えばそんなことは絶対にない。
現代の親が子供にかけるものは、
「他の子はいざ知らず、少しでも自分の子に、将来役立つためなら。
自分の子の才能が開花する可能性のあることなら」
である。

簡単にいって仕舞えば、自分に子供がいる限り、
「必要であれば、かけられるだけのお金はかける」
が親目線で見たときの教育費全般というものではなかろうか。

中○の政策のように塾を禁止したら子供が増えるか?否。
学費の無償化をしたら子供が増えるか?否。
むしろそれは社会システムにさらなる無駄な維持コストを発生させ
国家の力を弱くすることにつながると僕は思います。
不妊治療を保険の対象にするのも良いけれど、
(国の負担はすごいけどね、なりふり構ってられないのかな、国は。)
自分が子供を作った時に、
「その子が安心して豊かな人生を過ごせる」
これこそが親の願いであり、そこへのコミットメント量が
現在の社会における子供を増やす、人口減少を食い止める、
適切な打ち手である、と思うわけです。
(まさか、ただ補助金出して産めよ増やせよ、予算組めれば子供は増やせる、
みたいな戦後の考え方でいませんよね、政治家さん。
教育費の総無償化なんてバラまき作戦はそろそろおやめなさい。)
(制度として減免や免除措置を作るのは良いと思うけど。
それにしたところで所得水準で切るのはおやめなさいな。
それこそ平等ではないよ。)

子供は家の宝であり、国の宝です。
子供をただ増やそうとする視点から考えるのではなく、
親の目線でよく考え、明日の日本を担う立派な人間に育てなければならない。

 

(2021/9/29 奥山記)

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収入は悪ではないよ。こんなでは。。。

耳を疑う。開いた口が塞がらない。

某夜灯の代表の方が昨日、「高額所得者の税金を引き上げ、1000万円以下は所得税の実質ゼロ化を行いたい」というような趣旨の話をされていた。。。

一生懸命働き、体を張り、知恵を絞り、高額の収入を得て、なぜいけない?
金額が一人歩きするわけではない。
多くの社員の上長となり責任者となり、リーダーとして雇用を支え、
新しいビジネス創出し、多大なるリスクを取る中で、成功する(収入を得る)ことへの
リスペクトであり、賞賛なくして、この国の未来はどうなるのか?

それでなくとも日本の個人税率はヒドい。米国でも最大45%なのに、日本では所得税から住民税、復興所得税、諸々考えると最大7割税金で持っていかれる現在。

こんな状況で誰が日本のリーダーになろうとするのか。

課税するならピケティではないが、高額資産を保有しそれによって不労所得を得続けているところからだろうが。働いて得る収入、リスクに見合うリターン、そこに搾取の手を強めてどうする。
資産の再分配をいかに円滑裡に行う社会メカニズムに変革するか、
これこそ政治の使命ではないのか。

貧困者へのセーフティネットは理解できるにしても、「働いて成功する(=高い所得を得る)」ことへの動機付けをマイナスにし続けて平等や共和ばかりを唱えていても未来は良くはならない。人間を口をあけ、エサを待つだけのような総家畜化的ばらまき政策は寒気がする。

自助を持って、他者を助く、そういう部分にもっと称賛が与えられるべきだ。

金融課税強化?ちゃんちゃらおかしい。
回る血液の一部を多く横取りしたらどうなるか。それは貧血での体調不良となる。
下手をすれば即死になりかねない。
金融における「誰かの利益=誰かの損失」誰もが儲けているのではない。
儲ける人と損する人との行ったり来たりが金融であり、
その資金の流動性こそが近代社会の根幹を支える血液なのだ。

いつから社○党や○産党な考えになってしまったのだ、立○民○党よ。
不甲斐ない平和ボケし後手後手な、役人のような自○民○党に国民がくたびれはてる中、
これでは、、、。

投票すべき政党がないじゃあないか。

(2021/9/28 奥山記)

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