登場人物
Aさん:最近お子さんが誕生した
Bさん:Aさんの知人。Aさんにお祝いとしてビットコインを贈与
Cさん:Aさんの知人。5人の子持ちパパ
Dさん:Aさんの知人
奥山先生
会話
Aさん :先日子供が産まれ嫁が病院に居るため、もうすぐ3歳の息子と
二人暮らしをしております
みんな :おめでとうございます!
Bさん :おめでとうございます!
もしよろしければ、出産祝いにビットコイン送ります
Cさん :Bさん、まじですか(なんと!?)
自分も頑張ろうかな🤔 でも、これから6人目は大変だから諦めよう
Dさん :既にお子さん5人ですか!!国に貢献してますね
Aさん :皆様メッセージありがとうございます!
まだ数日ですが一人で育てる大変さを身にしみて感じながら
生活しております。
Bさん、ありがとうございます!折角ですので遠慮なく頂きます笑
玉帳作るにあたって、仮想通貨受渡のパターンも各社調査しなければ
ならないですね。
Dさん :私も出産祝いを送るために調べたのですが笑、
暗号資産を出金(譲渡、購入、別の暗号資産購入)する際には、
取得価格で計算なのですね
玉帳ないと計算できないと思いました
1BTC送ってマイナスかと思いきや、(安い時に買ったなら)
儲かったんだから税金払え。と言われるってことですよね??
Bさん :多分ですね、贈与になるので、所得税は課されないと思います。
ただ、贈与税をAさんが払うことになると思います。
1BTC送っちゃうと贈与税で迷惑かけちゃうので、
1satoshiほど送るようにしますね
奥山先生:贈与税の件→(笑)
おっしゃるように、もらった側が贈与税の申告が必要です。
取得価格ではなく、移動時の価格で計算となります。
5万円で買った0.01BTCを6万円の時に0.01BTC譲った(もらった)
とすると、受け取った側は「6万円の雑所得」、あげた側は5万円の
取得価格の減少に加えて、6万円の価値のあるものを放出したのですから
追加で「1万円」分は利益が出ているものを「決済して実現し」譲ったと
考えますから、しっかり計算(申告に加える)する必要があります。
(極論100万円で手に入れたものを600万円で譲って、、、
となると雑所得税率50%だとすると、
ゆずる側が500万円利益が出ているので、まず譲る側が500万円利益
申告し、250万円の税金を払う。
受け取る側は600万円のものをもらって贈与税50%、
ということで300万円の税金を払う。
双方だと550万円税金が発生する、と考えておいた方が良いですね。
(なんじゃぁそりぁ、ですが、そうなんです)
あげた側、もらった側、双方に1satoshiでも玉帳つけて数えるようにね。
Dさん :先生ありがとうございます。やはりそうなんですね。
GMOコインは送付0.02BTCからでした。適切な祝儀額🎁
Bさん :先生、私も言った後に気になって調べましたが、おっしゃる通り
あげた側も所得税かかりますね。
誤情報、失礼いたしましたm(__)m
でも、低額譲渡にしろ贈与にしろ、時価との差額を所得に加えて、
その上贈与税もとるっておかしいだろ、と思いました。
二重課税だー!と、言いたい笑
こういう所でも税制面の不遇を感じました。
Aさん、出産祝いはやっぱり無しで!!
Aさん :先生 皆様、ビットコインの件、大変勉強になりました!
簡単に出来る気がしてましたが、知らなかっただけで非常に手間や税金の
かかる行為なんですね。
Bさん、お祝いのお気持ちだけで十分ですよ!
ありがとうございました!(^o^)
以上
(2021/10/15 スタッフよりコメントピックアップ)
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